ん?あれ? これって、もしかして、俺、何しても存在が無視されるってことか?
・・・・・・・・・・・た、試してみるか・・・・・?
教室は授業で静まり返っていた。
にもかかわらず、俺はおもむろに、
目の前の席に座る、かわいい系美少女・一之瀬真帆の胸を揉んでみた。
「ひゃあうん!?・・・・・ちょ!え?え!?」
「おいおい、一之瀬、俺をシカトしなくていいのか?」
「!?」
その一言で、一之瀬真帆は俺を一瞬睨んだが、納得いかない顔をしつつも前を向いた。
授業に集中するフリをした。
また、ぎょっとなった教室の空気も、俺の一言で思い出したかのように、皆、見るのをやめた。
関心がないフリをした。
「フフ、思った通り」
教室には、教師(♀)の教科書を読む声が響く。そうあたりまえの光景。
だが、そこには真帆の胸を揉み続けるあたり前ではない俺がいた・・・。
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